2012/05/27

最近耳にした話

 広告業界が不振らしい。今まで近場でもタクシーを使っていた、大手広告代理店の社員が、あまりタクシーを使わず、公共交通機関や徒歩で移動しているらしいとの事。

テレビも、視聴者は多くても、広告そのもに反応しない人が多いとの噂もあるが、真偽は定かで無い。

 携帯ゲームは、やはり怖いとの事。釣りゲームくらいならと気軽に始めた人によると、先ず竿を買う段階で、安い竿では、釣れない設定になっているのだとか。そのうち「神」みちな竿が出てきて、それを買うには、またお金がかかるとか・・・、
 どこまで引っ張るのか、本当に呆れるが、こんな業界が証券取引の主役になってる様じゃ、この国の未来もロクナもんじゃないだろう。

 結局はゲーム中毒患者を創りだし、そこから搾取しているに過ぎないのだから。

|

2012/05/26

全ての医学生が、医師になれるわけでは無い

 出張先のホテルで目覚め、テレビのリモコンを押した途端、タイトルの台詞が飛び出してきてびっくりした。
NHK朝ドラだったわけだが、何だか急に30年前の事が思い出された。

当時は医師過剰が予想され、さらに私が在籍していたのは、公立医大だったので、地域への貢献(というより献身)が強く求められ、学習環境は、かなり厳しいものだった。

講義は毎回出欠確認(時にはダブルチェック)、低学年でも実習は長時間にわたり、進級試験も再試が2つ以上になると、留年のリスクが一気に上昇!同じ学年で2回留年すると、放校というプレッシャーで、心身を病む若者も居た筈だ。

まあ詳しい事は省くが、入学時の100人のうち、6年後に卒業したのは、70人未満。多くは遅れて無事医師になった筈だが、行方不明になったり、退学になったり、鬼籍に入ってしまった者も居た。

 ドラマの台詞では「どうしても医師になりたいと強く思う者だけが医師になるのだ」と語られていたが、
医師養成のあり方については、時代と共に変わって行くべきだし、医療職に不向きな学生の進路変更の道も用意されるべきだろう。

私みたいに、身寄りも無く、職も無く、愚者の一念のみで、この業界に入った人間は、居座るしかなかったけど、もっと違う形で、社会貢献出来る優秀な人材も居たのだから。

|

2012/05/25

飲酒について、もういちど考えてみよう

小樽商大アメフト部の飲酒騒動で、重体になっていた19才の学生が亡くなった。

 報道当初から、心肺停止、意識不明、集中治療室というキーワードが出ていたので、厳しいとは思ったが、やはり力尽きた様だ。

 折角大学にはいり、人生これからという所で、このような悲劇に見舞われるなんて、親御さんもさぞかし無念に違いない。

 まあ近くの北大でも、かつて、アイスホッケー部の飲み会で、新入生が亡くなり、大々的に全熇報道されたと記憶している(もう20年以上前かな)、

アメフト部は、以前から同様の事件を起こしていた様で、大学側も注意や警告をしていたようだが、これは、集団暴行による殺人と同じだという認識を皆が持たないと、また悲劇が繰り返されるに違いない。

酒には結構な税金がかけられているせいか、国もメディアも酒の悪口は絶対に言わないし、タバコだけを悪者にしているようだが、少なくとも、私の専門である中枢神経(脳卒中、認知症など)では、飲酒はかなりのリスクだと実感する。特に、つまみを取らず、酒だけを飲み続けるタイプの人、毎日必ず飲む人は、是非、考えて頂きたい。

私も3人の息子を持つ身、亡くなった学生さんのご冥福をお祈りすると共に、ご両親に心からお悔やみ申し上げます。

もう二度とこんな事がおこりません様に。

 

|

2012/05/24

日本神経学会総会へ参加

 今年は何と、火曜~金曜という開催スケジュール。さすがにこれは厳しいものがある。
20年前は、高齢者が少なく、治療も限られていたので、神経内科=暇な人達と揶揄されたものだが、今や、加齢による神経系疾患の有病率は、当時の数倍以上、多くの医療機関で、神経内科医は、とても忙しい日々qお送っている筈だ。

 学会出張で休診にすると、その分の予約なり新患が、次の週に流れるが、私の場合、今回の様に2日休診すると、翌週には 70~80人の患者さんが上積みされる。そうなると、月~金の5日間で一日当たり、14~15人、受診者が増えるので、こちらはまたヘトヘトになってしまう訳だ。

 最近は、開業神経内科医も増えて居るから、やはり土日を含む様な日程を組んで欲しいと思う。

 あと東京国際フォーラムは、建築物としては素晴らしいが、学会で使うには、大きな部屋が少ないし、建物と建物の連絡が、分かりにくい。さらに、目の前に見えている部屋に入るのに、ぐるっと回らなければならなかったりするので、その辺もちょっと不安だ。

 まあ単に私が田舎者だというだけかも知れないけど。

|

2012/05/18

京成線の行商のおばちゃん

 何気なく点けていたNHKで、下町の特集番組を流していた。早朝の駅に現れたのは、何と懐かしい、行商のおばちゃん。御年何と87才!

 自分の背丈より高く重いにもつを背負って、階段から下りてくると、たちまち常連さんが集まる・・・・。

 解説によると、千葉~都内への行商がピークだったのは、昭和30年代後半から40年代との事。当時は行商専用列車もあったという。

 私が京成線沿線に住んだのは、昭和40年秋~、43年春。確かに当時は、重い荷物を背負ったおばちゃんが、沢山電車に乗っていた。

 しかし当時から今まで継続している人が居るなんて、かなり衝撃的!まだまだ「老けた」なんて言えないなぁ。

 ちなみに売れ筋は、新鮮な野菜との事。常連さんは、「スーパーの野菜売り場は覗いた事もない」と離していたが、それだけ品質・価格の信頼度が高いのだろう。

 今や、コンビニが、高品質の野菜を割安に売ろうという時代。行商のおばちゃん達は、いずれ消えてゆくだろうけど、こんなに長く頑張って来た姿に、深く感銘を受けた。

|

«医療現場における消費者マインドの蔓延