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2008/09/25

世襲政治家ってどうよ?

 昔の人の言葉に「大人物になる為には(生別・死別を問わず)成人前に父親を失っている事が必須」というのがあった様な気がする。

 まあずっと昔に読んだ本か何かに書いてあった朧気な記憶だが、19才で父を亡くした自分には随分励みになったものだ。

 実際三人家族(私は一人っ子)で、大黒柱の父親を失うと、それまで自分がいかに父親という存在にに護られていたかを痛切に感ずる訳で、それまで友好的だった人に騙されそうになったり、社会的信用という点で非常に弱い立場に置かれたりした。

 幸い母は手に職があったので、その後我が家はそれなりに安定した生活を送れたのだが、その母も私が23才の時に死去、殆ど丸裸の状態で世間に放り出された私は、その後世間の厳しさと暖かさを身をもって知る事となる。

 勿論私は大人物ではないが、二世、三世ばかりの政治家が増え、首相以下閣僚の多くが世襲政治家という内閣に国を委ねるのはいかがなものかと思う。

 まず逆風を知らない、自分が見えない力によって護られている自覚が無い、東京と選挙区以外全く知らない(世襲の場合選挙区でさえ知らないかも)、、平均的国民の生活をイメージ出来ない・・・数え上げればキリが無いが、そういう人たちが、本当に国民の立場に立った政策を打ち出せるとはとても思えないからだ。

 若き日の麻生氏は、あるインタビューに「吉田茂の孫という事で期待されてますが」という問いに「いやー名店も三代目でダメになるっていうからねぇ」と照れくさそうに答えていたが、もし今同じ問いを投げかけられたら果たしてどう答えるのかな。

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