« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

2009/04/30

さっきやってた「水曜どうでしょうクラシック?」

 何と懐かしい「サイコロの旅第一回だった。収録は1996年というから、もう13年前になる。我が家で考えると、長男小4、二男小1、三男年中さんというから、遠い昔だ。

 既にDVDに収められているが、サイコロの旅はこの後、さらに苛酷な物となり、この番組のメイン企画の一つとして我々を楽しませてくれるのだが、実は我々の人生も「サイコロ任せの旅」と殆ど変わらない様な気がする。

 それにしても大泉さんもミスター(鈴井貴之)も何と若いことか・・・。まあそう言ってる自分も、この時はまだ40才だったのだ。

 再放送も一周して振り出しに戻った「水曜どうでしょう」、月曜23時にBS朝日でも見られる様なので、道外の方も是非お試しを。

 ※DVD不正コピー訴訟で、裁判所が「優良道産品」と認定した、この番組、ダメな人はとことんダメだろうけど、ハマる人も多いんじゃないかな?

 ちなみに個人的に好きなのは「ベトナム縦断」「サイコロの旅1~4」、「四国八十八ヶ所」「ユーコン川下り」「原付ベトナム縦断1800キロ」「原付企画(東日本、西日本)」「アメリカ横断」あたりだろうか。

 後は前枠、後枠も楽しいものが多く、収録地「平岸高台公園」は、17~34才まで住んでいた家に近いので、何となく懐かしかったりする。

 How

|

2009/04/29

続・ロング・グッドバイ(村上春樹訳)

 何だかんだ言いながら途中から一気に読む速度が加速、睡眠時間を大幅に削り、キース・ジャレットのピアノトリオをBGMにして、何とか読了した。

 結局、急転回するエピローグのあたりでは、村上作品を読んでる様な錯覚に囚われてしまい、読後にはドッと疲れが襲って来た。

 何せ旧約を読んだのは、30年以上前、後日比較して読んでみないとコメントは不能だろう。

 休日を有効に使えたとはとても言えないが、こういう機会は滅多にないから、まあ良しと考える事にしよう。

 追記)この本が出たのは1953年だが、ここに描かれている当時のアメリカ社会の様子は基本的に今と変わらない。経済的強者が支配階級として君臨し、弱者を収奪し蹂躙する。(警察も含めて)権力は腐敗し、メディアは中身の無い広告塔に過ぎず、都合の悪い話は伏せられたまま風化していく・・。

 そんな中、ハードボイルドな生き方が格好良いのは当たり前だが、誰もマーロウの様には生きられないのも確かだろう。次は出たばかりの「さようなら、愛しい人」(旧約は「さらば愛しき人よ」)を読む事にしよう。

|

ロング・グッドバイ(村上春樹訳)

 チャンドラーにハマっていたのは、10代後半~20代前半くらいだったろうか?10代前半は、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」や、エラリー・クイーンの一連の作品「~の謎とか、~の悲劇」に夢中になり、当然アガサ・クリスティなどにも手が伸びたが、10代中盤は、色々辛い事も多く、ミステリというよりは思想、哲学系へシフトした他、SFや古典にも深く入り込んでしまい、乱読・積ん読・乱読というサイクルが常態化していた。

 幸いフィリップ・マーロウに憧れるには、フィジカルが弱すぎたし、メンタルはもっとダメだったから、深入りする事はなかったが、当時「ポパイ」や「月刊プレイボーイ」あたりから流された軽い「アメリカ生活情報」より、チャンドラーが描くロスのダウンタウンの「タフな生活」の方が、私にはリアルに感じられ、何となくアメリカ嫌いになった様な気がする。

 さてだいぶ前に買っていた村上訳の「ロング・グッドバイ」だが、なかなか進まない。遙か昔に読んだ清水俊二訳では、あまり感じなかったのだが、それは単に私が若かったからだろうか?

 勿論読書に作法は無いし、何度も書いてる様に、私自身デビュー以来、村上作品を殆ど読んで来た人間だ。しかし、何となく硬い感じがするし、「読んでいくうちにページを捲る動きが加速する」というミステリならではの疾走感が得られないのは確かなのだ。

 少し時間が出来たので、この数日かなりペースを上げたが、ようやく半分といった所、今はまだコメント出来る段階にないが、例えば、珈琲を淹れる手順や、スーツケースに放り込む物の詳細といった記述が(原著に忠実に訳したが故に)、少し重いのかもしれない。

 取りあえず読み終えたら、旧訳も再読してみる予定だが、仕事も結構あるから、なかなか難しいかもしれないな。

Long_good

|

2009/04/28

ユースケだけの”ぷっすま”

 やはりつまらないけど仕方ない。代役に江頭とか・・・無理だろうなぁ。一部ではツヨシ君が無軌道な行動を取ったのは、江頭の影響とか言われてたし・・・。

 道内ではこの後「おにぎりあたためますか?」というゆるーいローカル番組、侘びしいおぢさんが、就寝前リラックスするには絶好の時間帯だったんだけど。

|

道内公立病院で1200床削減 2011年度末目標

 今日の北海道新聞によれば、公立病院の経営再建を促すため総務省が3月末までに全国の病院に提出を求めていた「公立病院改革プラン」で、道内の自治体立病院のうち、34施設が病床削減を予定、総計1254床減少することが判明した。

 総務省は病床利用率が3年連続70%未満の病院に対し、病床数の削減などを盛り込んだ公立病院改革ガイドラインを策定、経常収支比率を原則3年以内に黒字化するよう求めていたが、地方交付税の算定基準の一つの病床数に病床利用率も加味する事を検討しているという。

 今回道内では84施設が改革プランを策定したが、そのうち23施設では、病床削減などを行っても2011度末までの黒字化は難しいとしている。

 結局病院としての存続を断念し、19床以下の診療所への移行を計画するのは5施設、今後もこの流れは促進されると予想される。

 少子高齢化、基幹産業の衰退、自治体の財政難など、負の連鎖が続いている道内だが、公立病院の殆どは、公務員型の給与体系を採用しているし、以前から書いている様に、全般にコスト意識が低い。改装時に多額の費用を注ぎ込んでその負債が経営を圧迫している施設の話も耳にするが、それはいわゆる「官の体質」であり、自治体固有の責任とは言い難いと思う。

 まあ国の「黒字化要求」もかなり無茶な話で、地域のセンター病院のスタッフすら足りてない現状を考慮せず「霞ヶ関感覚」であれこれ言われても現場では手の打ちようが無いのだが、遠い所で数字だけ見てる人にはなかなか伝わらないだろうな。

 どこかで見かけた「国は北海道を再び原野にしたいのでは?」という意見もあながち冗談とは思えない話だが、取りあえず何らかの形で地域医療を守っていかなければ、本当に「人間が住む土地」では無くなってしまう。何か良い策はないだろうか?

|

2009/04/27

ぼくたちは大人になる/佐川光晴

 先日「週間ブックレビュー」で紹介された時に「!」ときて即Amazonに注文。届いてすぐ読み始め、一気に読了した。

 まあとにかく面白い。帯には「人はしくじるべきときにしくじれるかどうか」とあるが、社会的にactive過ぎる両親の離婚を機に母と共に湘南に移り住み、優等生でありながら屈折した部分も抱えつつ親からの自立を目指す主人公。ある時起こしたとんでもない行動とその結末を軸に、彼の周囲に現れる様々な人間たちとの交流や、真の意味での「少年の自立」が暖かく描かれている。

 舞台になった高校は作者の出身校がモデルと思われるが、実は先週横浜で行ったプレゼンを前日チェックしてくれた放射線科医S氏がこの高校のOBだったり、後半主人公の志望校として出てくる作者の出身大学が、私の最初の大学だったりしたのも、好印象に繋がってるかもしれない(笑)。

 若い頃は、誰でもちょっとしたきっかけで予想外の行動に出たりするものだが、本当に重要なのはその後の事態収拾と、自己の再構築だろう。特に後者は後の人生にも大きく影響する訳だから、私なんかは今もその後遺症を引き摺ってるかもしれない。

 取りあえずオススメの一作!

Boku_otona

 ※個人的に一番笑ったのは、志望校探しで旅に出た医学部志望の主人公の台詞「北大はともかく、札幌医大や旭川医大ならぎりぎりどうにかなるはずだ」という部分、これは私が30年前に思った事そのものではないか(笑)。

|

2009/04/26

活気を失った日本?

 春だというのに強風、低温、霙という散々な天気。まあ北海道の本当の春はゴールデンウィーク後だから、こういう年もあるのだろう。

 さてさっきNHK-BSで「春節大移動~中国・世界最大の里帰り」という番組が流れていた。毎年数億人が大移動するという旧正月。その大半は農村から都市へ出稼ぎに来た人たちだという。

 今年は世界不況の影響で特に帰省客が多く、取材班が入った広州駅では、解雇されたり、新しい決断を下した家族など、様々な人々が何と30万人も集まっていた。

 広州~重慶を結ぶ列車は約2000kmを走破する。指定席を取れなかった人が、通路や乗降口を占拠してしまうので、人を押しのけて中へ入るか、窓から荷物と身体をねじ込む以外に乗車する術が無く、最終的に乗車率300%で発車するそうだ。

 番組では他にも様々なエピソードを取り上げていたが、程度こそ違え、今から40年近く前の日本でも、夜行列車や青函連絡船などで、同じ様な光景を見た様に思う。

 上野駅を出る夜行列車の自由席には、2時間前から長い行列、ロープが外された瞬間に座席争奪戦が始まり、席を確保出来なかった人は通路に新聞紙を敷いたり、出入り口の隅に荷物を置いて、そこに座ったりしていた。

 かなり曖昧な記憶だが、一戸あたりで青函連絡船の乗船名簿が配られ、青森駅に着いた途端、桟橋目指して全力疾走!実際には結構座れたりするのだが、桟敷の居心地のよいスペースを狙って、老いも若きも必死に走っていた記憶がある。

 勿論函館に着いてからも、接続する列車の自由席目指して走る訳で、小柄なお婆ちゃんが両手に風呂敷包みを提げて、凄い勢いで私を抜いていった事など思い出す。

 今は道内~首都圏は空路の移動がスタンダード、飛行機に自由席は無いから、慌てたり走ったりする事はあり得ない。

 たまに高所or閉所恐怖症で飛行機に乗れない人も、JR特急~新幹線の乗り継ぎだから、もし自由席であっても、何十時間も立ちっぱなしという事は無いだろう。

 勿論どちらが幸せかと言えば、日本の方なのだが、中国の人たちの活力溢れる姿を見ると、「かつて我々もあんな風にエネルギッシュだったんだなぁ」としみじみ思ったりする。
 
 駅で順番待ちをしていた男性が「家族は出稼ぎに反対してるし俺も56才だから身体もしんどい。でも家族の為には稼ぐしかないんだ」と語っていたが、私も単身赴任とか思うから寂しくなるのであり、「出稼ぎだ」と思えばそういう甘い気持ちも消えるんじゃないだろうか。

 何せ列車の乗客の中には「3年間故郷に帰っていない。今年は世界不況のお陰でやっと帰れる」という男性も居たのだから。

 何か活力をチャージする方法は無いものかな(笑)。

|

2009/04/25

諸事情により

 昨日から光回線になった。ウェブを覗く限りはあまり速さを感じないが、ダウンロードでは、有利な様だ。

 まあしつこく電話をかけてきて、半ば押し売りの様に変更を強いられた訳だが、NTTにもADSL→光への転換を早期にやりたい事情があるのだろう。

 ふと自分のブログを開いたら22万アクセスに到達していた。20万アクセスから4ヶ月で2万アクセス、月5000とは弱小ブログにしては凄い数字だ。

 検索ワードを見ると、医学・医療、音楽(特にECM系)、鉄道、ANA、北海道ネタが殆どで、たまに時事ネタが入る程度、ただあまりアクセスが増えるのも怖いので、今程度の規模で細く長く維持して行きたい。

 親の世代なら定年まで2年を切ってる自分、気持ちだけは若いつもりだったけど、それもどんどん怪しくなってるのが寂しいなぁ。

|

2009/04/24

肥満とメタボの違い

 今日のニュースで取り上げられていた「体重変化と死亡率との関連」、非常に意味のあるものだと思う。

 従来からメディアなどでも「肥満=悪」という取り上げ方をされがちだったが、ヒトには個体差というものがあり、端的に言えば「減量する必要のない100kgの人がいる一方、厳格に体重をコントロールしなければならない60kgの人もいる」という事になる。

 今回の研究は「厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」で、summaryはhttp://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/101/weight_change_mortality.html からリンクされているPubMed(英語)で見る事が出来る。

 結果を簡単にまとめると、20才時の体重を基準にし、その後5kgi以上体重が減少した群では、変化が無かった人に比べては総死亡リスクが1.44倍に増加したのに対し、5kg以上体重増加群では、総死亡率は殆ど影響を受けなかったというもの。

 まあ加齢と共に体重が増加するのはむしろ自然な流れだろうし、体重と健康を短絡的にリンクさせるのは医学的にも適切ではないから、これを契機に「健康」に対する偏見が減ってくれれば良いのだが・・。

 私自身は20才の頃は異常に痩せていたので、今は15kg増くらいだが、本来の意味での「メタボリック症候群」の徴候が出てきているので、ここらでしっかりケアしなければダメだな(笑)

|

2009/04/23

デカ盛り番組とクリムゾンの関係

 何気なくテレビを点けたら「デカ盛り」番組をやっていた。いつも「若い頃からこんなに沢山食べてたら、早期にインスリンが枯渇して、将来糖尿病になるだろうなぁ」などと思ってスルーするのだが、今日の番組では、「デカ盛り」を強調するシーンで、キング・クリムゾンの「21st Century Schizoid Man」が流れるので、ついつい見入ってしまった。

 まあ大食いとクリムゾンには何の関係もないのだろうが、この曲の何ともいえない緊迫感が、常軌を逸した「デカ盛り」を盛り上げてくれるのは確かである。

 さっそくiPodを通勤バッグから出してみたが、その中には

 「In The Court Of The Crimson King」「Lizard」、「Islands」、「Larks' Tongues In Aspic」、「Starless And Bible Black」、「Red」、「U.S.A.」、「 Absent Lovers - Live In Canada 84」、「Nightwatch - Live At The Amsterdam Concertgebouw」、「The Great Deceiver」が入っていた。

 特にクリムゾンマニアでは無いので、まあまあという所だろうが、初期では「In The Wake Of Poseidon」、「Earthbound」が抜けているのが残念だ。

 ちょうど良い機会だから、「Red」までのアルバムを地道に聴き直してみるかな。

|

ツヨシ君逮捕!

 どうやら飲酒~泥酔~公園で全裸~通報~公然わいせつで逮捕!という流れらしい。私にとってのツヨシ君は「SMAP」ではなく「ぷっすま」での自由人というイメージだから、「あの国民的・・・」というメディアの表現には違和感を感じる。

 地デジ普及のCMに起用していた総務省の鳩山大臣は「最低の人間!」と言ってる様だが、「何もそこまで言わなくても・・・」と思うのは甘すぎだろうか?

 多分彼には何か「壊れる」理由があったのだろう。あくまで想像だけど、芸能人という虚像と一個人としての自分の解離が、こういう行動に繋がった気がする。

 確かに社会人としては失格かもしれないけど、世間にはもっと凶悪で洒落にならない事件が沢山埋もれてる筈で、そっちの方が問題だと思うのだが・・・。

 ※追加)家宅捜索はなぜ30分で終わったのか?

  薬物使用の疑いがあったのに、警察の家宅捜索がたった30分で終わったのは不思議である。

 見るからに高級そうなマンションだし、おそらく部屋だってそう狭い筈はないだろう。

 そこでふと思ったのは、「このマンションには生活の痕跡が殆ど無かったのでは?」という事。

 友人と痛飲し、女性に近くまで送ってきて貰いながら、マンションに入らず公園で騒いでいた。それは、沢山のファンの期待に応え、ドラマ、映画、バラエティ、歌や踊りのパフォーマンスなど多彩な仕事をこなす「SMAP」のメンバーとして日常に、もう疲れてしまった様に思えるからだ。

 彼の年齢なら既に家庭を持っていても不思議ではない。もし「ただいま~」と帰宅したら、妻や子供が「おかえり~」と迎えてくれる様な家だったら、こんな事は起きなかっただろうけど、芸能人である以上、それは無理な話なのかもしれない。

|

2009/04/22

アラフィフも卒業!?

 ある所で「アラフォー」ならぬ「アラフィフ」関連の記事を見かけた。チラ見した所、結構肯ける記事もあった反面、「?」という内容もあったのだが、ショックだったのは「アラフィフ」は54才までだという事。

 つまり私は来年には「アラフィフ」を卒業して「アラカン」予備軍、そしてすぐ「アラカン」という事になる。

 勿論用語の定義なんて別にどうでも良いのだが、還暦までの7年をどう生きようか考えてるのに、アラカンの仲間入りをするのはチト辛い。

 まあ老眼鏡なしでは宅急便受け取りのサインも出来ず、一度体調を崩すとなかなか回復しない。検診でもHDLが低下しLDLが上昇して来てるから、agingが進んでるのは間違いない訳で、心身の衰えを自覚しつつ、少しでも前に出ようとするスタンスが必要なんだろう。

 今朝は炊きたての玄米ご飯+明太子、納豆、みそ汁などををしっかり食べて出勤。体調も少しずつ回復してるから、そろそろ次のプロジェクトに取りかかる事にしよう。

|

2009/04/21

Silver Moon/Michael Nesmith & The First National Band

 思い切り下戸のくせに「立ち飲み」に憧れる私(笑)。録画しておいた「吉田類の酒場放浪記」をまとめて見ていたら、オープニングに使われてる曲のイントロに「!」と来た。

 さすがにすぐは思い出せなかったが、AメロあたりでSilver Moon / Michael Nesmith & The First National Band」である事を思いだし、またまた得意の「人生走馬燈現象」に陥ってしまった。

 早速「YouTube」で検索したらヒット!さっきから何度も繰り返し聴いている。

 Michael Nesmithは、我々の世代なら多分誰でも知っている「ザ・モンキーズ」で毛糸の帽子をかぶっていた一番大人っぽいギタリスト。当時はコメディ・タッチのテレビドラマをしっかり観ながら「Daydream Believer」や「自由になりたい」あたりを夢中で聴いていた。

 まあ当時は彼らには殆ど演奏能力が無いなんて思いもしなかったんんだけど(笑)。

 確かこの曲は1970年のリリース、その後はヒット曲が無かった気がするが、私自身も、クリームやジミ・ヘン、ZEPなどにシフトしてしまい、ラジオのヒット・チャートから遠ざかってしまったので、詳細は分からない。

 それにしても40年後に「酒場放浪記」のBGMでこの曲を聴くなんて、当時は想像すら出来なかった。

 やはり長生きはするものだ(笑)。

Silver_moon

|

2009/04/20

仕切り直して新年度へ

 ほぼ2ヶ月の間、かなりのエネルギーを注いで準備して来た昨日の口演、出来はともかく何とか無事に終える事が出来た。

 そんな事情もあって、私には今日からが新年度という感じ、外来は予約も新患も多く、予約検査も2件入っていたので、しっかり気を引き締めて働いた。

 別に大口を叩くつもりはないが、今年度の目標も従来通り、診療レベルの維持・向上と患者さんの満足度重視。

 まあ「言うは易く行うは難し」だが、日々淡々とやるべき事をこなしつつ、時々臨床現場ならではの問題提起が出来ればと思う。

 年々時の流れが加速し、50代前半もあっというまに過ぎていく気配。背伸びせず、気を緩めず、堅実にやっていきたい。

|

2009/04/19

抜け殻状態

 現在羽田のANAラウンジで出発待ち。プレゼンは一応無事終了し、少なくとも悔いが残る様な事は無かった。座長のM先生も「良い問題提起になると思います」とコメント下さり、ホッと安堵。

 打ち合わせの時に「硫黄島状態」という冗談が出た時も「玉砕しない様に」と仰って下さってとても有り難かった。

 先の事は分からないけど、今は取りあえずこの路線を行ける所まで行く予定。週明けにはデータベースの作成について色々考えなくちゃならないが、今日はもうヘロヘロ、家に戻ったらゆっくり眠る事にしよう。

 その前に飛行機で爆睡だろうけど(笑)。

|

今夜は眠れない?

 明日は2ヶ月前から準備してきたプレゼンの日、もう日付は変わったが、細かい所が気になり、何度も手直しをしている。

 幸い放射線科医の友人にチェックしてもらい、アドバイスを貰う機会を得たが、やはり科が違うと視点も変わるから、そのあたりも出来れば直したいものだ。

 しかし寝ないでやったからといって良いプレゼンが出来る訳ではない。「後は気合いだ!」と思い切れる瞬間が来たら、速攻寝ようと思うのだが・・・。

 図々しい様で小心者の私、さてどうなる事やら。

Zenjitu

|

2009/04/17

故郷・北海道が懐かしくなったら

 ここを開くと良いかもしれない。道内各地(+なぜか沖縄)の現在、その日一日の経過を見ることが出来る。

 まあ函館に居て札幌の様子を見てる自分は何だかミョーな気分なのだが、道外に居る人には懐かしいんじゃないかな。

Live_camera

|

2009/04/16

ふしぎな張り紙

Kinsi

 都内某所で見かけた張り紙。飲食街と割合近い所にあった一般住宅なので、色々被害があったのだろうか?

 それにしても左から「防犯カメラ設置」「禁煙」そして「立ち小便お断り+ハサミの絵」、もしやらかしたらちょん切るぞ!という事らしい。コワッ!

|

2009/04/15

続・ANAが丘珠撤退?

 地元メディアではかなりの反響があったこのニュース、今日の夕方もローカル局では、アンケートなどを取り上げていた。

 結果は丘珠→新千歳への移転について、賛成67%、反対30%+α、どちらでもない少々(うろ覚え)という感じだったが、昔の札幌を知ってる者として、少し引っかかったのが「騒音がうるさいから移転賛成」という意見だ。

 実はこの空港、正式名称は「札幌飛行場」であり、何と戦争中から存在しているのだ。よって飛行場建設以前からそこに住んでいた人は殆どおらず、多くは(飛行場がある事を了解して)そこに住んでる訳で、何だかなあという感じが否めない。

 まあ現在飛んでるANAのボンバルディアは、トラブルもあるし機材更新期限が間近に迫っている。丘珠の滑走路は短くて、最新小型ジェット機の離着陸が出来ないから、やはり新千歳への移転を阻むのは難しそうだ。

 そう考えると「なぜターミナルビルを新築したのか?」とか「騒音対策や周囲の環境整備に札幌市が多額の税金を投入したのはなぜ?」という疑問が湧いてくる。

 おそらく見かけの好景気に惑わされていたのだろうが、自分が普段よく利用して満席の事が多い函館便でさえ、搭乗率が59%というのは驚きだった(採算ラインは60%)。そして最も搭乗率が高いのが根室中標津便というのも少々驚きだ。

 あと数年後、道内の交通網はきっと大きく様変わりしてる事だろう。

Okadama_fuyu

 厳冬期の丘珠空港、函館行き4811便(7:35発) これがもし新千歳発だとしたら、当日移動で外来開始に間に合わせるのは無理だろうなぁ

|

2009/04/14

ANAが丘珠撤退?

 今日のローカル紙の一面にビックリ!丘珠から発着する便は、機材をやりくりしながら、函館、釧路、根室中標津、女満別、稚内を行き来してるが、景気後退で搭乗率が低下し、機体整備や滑走路の維持(特に冬の除雪?)を考えたら、採算割れになるそうだ。

 まあ仕方ないと言えばその通りだが、JAL系のHAC共々千歳に移る事になると、利用者としては微妙な所だ。

 何せ新千歳空港は市街地から遠く、JR快速エアポートで40分くらいかかる。駅での待ち時間や搭乗までの余裕をみると、一時間半は必要だし、このJRも事故や信号トラブルで、結構宛にならなかったりする。

 こうなると、3時間少々とはいえ、札幌駅からのんびり寝ていけば着く特急「スーパー北斗」も、良い選択になる訳で、こっちの方がむしろ楽かもしれない。

 まあ今さらだけど、丘珠の滑走路延長+ジェット化が実現しなかったのが一番の問題だろう。もし札幌のメイン空港が丘珠になっていたら、地下鉄直結で福岡並みの好アクセスになっていた筈なのだが・・。

 さてこの話、どう決着するのかな? 

|

2009/04/13

次の日曜日のプレゼン目指して

 ここ数日火を噴きながら頑張ってきたが、今ようやく基本形が出来上がった。後はここに手を加えながら細かいところを詰め、何を喋るかイメージしながらやっていく事になる。

 こういう時に限って午前外来は、開始から終了まで3時間以上全く無休、午後は積み上がった書類の山と格闘し、院内往診や回診などをしてるうちに定時を過ぎていた。

 帰宅後は賞味期限をちょっと過ぎた盛岡冷麺をたっぷりのお湯で茹で、よく水に晒してから、豚肉+残り物野菜を炒め、ゆで玉子と共にトッピングして辛味を控えたスープをかけて爆食。

 その後はアンプ付スピーカーに載せた古いiPod(80GB)で[Miles Davis」を選択し、ひたすらシャッフルで聞きながら作業を敢行、いやーこれは作業が捗るBGMだ(笑)。

 今日まで本当に辛かったけど、ここから先はむしろ楽しい時間、最後まで手を抜かずに取り組んで、少しでも聴き応えのあるプレゼンにしたいものだ。

|

2009/04/12

新年度のANAアップグレードポイント

 新年度に入って初めてのANA搭乗、今日はヘロヘロに疲れており、アップグレードポイントの変更がイマイチよく分からない事から、取りあえずカウンターでアップグレードした。

 昨年はSFC(スーパーフライヤーカード)の2ポイント+前年度プラチナの6ポイントで、合計8回/年、アップグレードが可能だったが、今年度は国内線アップグレードに必要なポイントが4ポイント/回に改訂され、SFCとプラチナを足してもアップグレードは6回と減らされている。

 窓口の係員も殆どその辺を把握しておらず、後で調べてみたら、SFCだけでは4ポイントのみで、後は搭乗によって得られたプレミアムポイント10000毎に2ポイント、最大8ポイント、また同じプラチナでも私の様に昨年末ギリギリで到達した人間には20ポイント、その後はSFC同様プレミアムポイント10000毎に2ポイントプラスとなっている。

 要は相当無理して頑張ってプラチナを取り、SFCを取得しても、メリットはラウンジ利用とマイル50%プラス(プラチナは100%プラス)、優先搭乗、手荷物優先扱いとなり、沢山乗らない限りはアップグレード1回という事になる。

 ANAの考えがよく分からないが、多くの企業が経費節減でビジネス利用も低下するだろうし、当然マイル修行の方々も利用頻度が減少、私の様なおぢさんフライヤーも今後は利用が減るから、経営的にどうなんだろう?

 ただ冷静に考えると、飛行機に乗る機会が多い今の生活がむしろ間違っているのであり、ラウンジが使えて、優先搭乗出来て、手荷物が早く出てくるだけで、十分素晴らしい事なんじゃないかとも思う。

 年齢的にも体力的にもそろそろあちこち軋んでくる時期、「移動の疲れは時間ではなく距離に比例する」という先達の言葉もある様だから、いい加減考え直さないとダメかも(笑)。

|

2009/04/11

本当に久しぶりの吉野家有楽町店

 BSE騒ぎから何年経ったのだろう。とにかくあれ以来吉野家に入った事は殆ど無いし、頼んだメニューも豚だったから、記憶に無い位久しぶりの様だ。

 以前は良く足を運んだものだが、当時売り上げ全国一を誇った有楽町店、今もそれは続いているのだろうか?

 今日の注文は以前と同じ「牛丼並盛+みそ汁」、本来なら430円だが、現在キャンペーン中とかで380円だった。味は・・・「こんなもんだったかなぁ?」と思ったが、後で考えたら肉が以前より薄く、ペラペラしてた様な気がする。

 普段ファミレスやファーストフードが充実してない街に住んでると、東京で小腹が空いた時に色々迷うのだが、自分としては、今の吉野家なら、少し高くても駅蕎麦の方が満足度が高い様に思う(あくまで個人的な見解)。

 ※今過去のエントリを検索したら、2006年秋と2008年春に批判的な記述を見つけた。2006年の段階で「しばらく食べていない」と書いてるから、本当に数年ぶりなんだろう。

|

2009/04/10

東京で思う事

 認定医の単位取得の為、内科学会に来ている。昨年同様会場は東京フォーラム、これだけ大きな規模になると宿や交通の問題が大きくなるので、主管大学が東日本=東京、西日本=大阪(京都?)になるのだろう。

 東京に来て思うのは、とにかくよく歩く事、今使ってる携帯には万歩計機能が付いてるが、今日は軽く一万歩を超えていた。まあホテルから会場までかなり歩くし、東京フォーラムは構造上歩数が伸び易いからだろうか。

 下肢の筋肉は、末梢に流れてきた血液を心臓に送り返して心臓の負荷を軽減する事から「足は第二の心臓」と言われるが、地方都市でクルマ依存型の生活を送っていると、ひどい日は2000歩くらいしか歩かないから、意識して歩く様にしないとダメだなぁ。

 あと驚いたのは、救急車がサイレンを大きく鳴らして交差点に入ってきても、商用車、自家用車共に進路をなかなか譲らない事(これはさすがにダメだろう)と、至る所から聞こえる日本語以外の東洋語。特に会場近くの銀座あたりは特にそういう人が目立った。

 多分観光+ショッピングで来てるのだろうけど、その高めのテンションには圧倒された。

 まあかかつてパリあたりまで、ブランド物ショッピングに行っていた日本人もこんな感じだったのかもしれないが・・・。

 追加)あと立ち乗りバイクと過積載のスクーター便を何台か見かけたが、あれも危ない。バイクは基本的にニーグリップで身体とマシンを一体化させて重心を定めるのが基本だが、立ち乗りで重心は上に移動し、上体を揺らす事で容易に転倒する。転倒時には高さ+回転によって脳挫傷の確率が明らかに高まるから、絶対止めて欲しい。

 過積載のスクーター便はスクーターの倍以上の箱を積み上げて疾走してたが、あれも横風に煽られればひとたまりも無い。運転者だけでなく歩行者が巻き添えになる可能性もあるだろう。まあ究極のコスト削減と言われればそれまでだが・・・。

|

2009/04/09

In Memory of Elizabeth Reed/The Allman Brothers Band with Duane

 来週末の横浜に向けてプレゼンの仕込みも佳境に入っており、あっという間に日付が変わってしまった(まあいつもの事だが)。

 テレビは本当にどうしようもなくつまらないので「水曜どうでしょう」の「ヨーロッパ・リベンジ?」を流して観た後は、YouTubeでクラシック・ロックものを拾って、BGM代わりにして作業を続けている。

 そしてふと見つけたのがこの映像。何せデュアンはあまりに早く逝ってしまったので、オールマン・ブラザースをリアルタイムで体験した私の世代でさえ「生きて動いてる」デュアンを見る機会は「フィルム・コンサート」(笑)くらいしか無かったのだ。

 当時はまさか35年後に家庭でこんな映像が観られる様になるなんて想像もできなかった訳だが、鉄腕アトム的ではないにせよ、これもの一つの「未来」には違いない。

 さっきローカルニュースで流れてたけど、今日は北大の入学式、この曲を聴くと、なぜかクラーク会館近くにあった(火事で焼ける前の)軽音の部室がリアルに思い浮かぶ。

 皆ビールを飲みながらダラダラ演奏し、中央ローンの芝生でごろ寝をしたり、観光客の若い女性に手を振って顰蹙を買ったり・・・・。

 あれからもう30年以上も経つのだなあ・・。若いうちにもっともっと勉強しておくんだった。おぢさんはしみじみそう思う。

Duane

|

2009/04/08

時刻表999号

 5月下旬は神経学会総会に参加する為仙台に行く予定なので、久々に郊外型書店に寄り、定番のJTB時刻表を探した。

 普段なら平積みになっててすぐ分かるのだが、今月号は残り2冊しかなく、他の本に遮られて少し手間取った。

 表紙を見たら「走り続けて999号」というロゴとメーテルのイラスト!JTBの時刻表は何と旧版(1925年から刊行された、鉄道省編纂汽車時間表附汽船自動車発着表)から通算999号になるそうだ。

 何度か書いた様に、自分が最初に手にした時刻表は昭和36年?あたりの鉄道弘済会版だったが、時刻表の歴史84年のうち、自分が半分以上関わっていたのには少々驚いた。

 小さい頃から暇さえあれば時刻表を開いて「空想旅行」を楽しんでいた自分、多分客観的には「危ないガキ」確定だが、今思えば心からそれを楽めた自分は、とても幸せだったと思う。

 札幌~仙台なら空路確定だが、函館~仙台だとJRしか選択肢が無い(空路は廃止)。行きはいつも通り「スーパー白鳥グリーン車」+「はやて普通席指定」で行き、帰りは少し南下して、久々に「北斗星」(ソロ)を捕まえて戻ろうかと思案中。

 こんな風に考えてる時が実は一番楽しいんだよね(笑)。

999

|

2009/04/06

八幡坂の夕景

 約1年前にも書いたが、今年は長崎、横浜、函館の3港が開港150周年を迎える。6/2にはそれぞれの記念切手を合わせた特殊切手も発行される様だが、地元でも以前からイベントが組まれており、公式サイトも出来ている。

 先日たまたま西部地区に行く用事があったのだが、その時何気なく写した八幡坂の夕景をアップしてみた。

 Hatimanzaka_yu

 最近は北海道観光と言えば、動物園人気が高い旭川!+α(札幌、富良野、登別・・)という流れになっちゃって寂しいけど、知られざる函館の良さも知って欲しいなぁ。

|

2009/04/05

50歳からちょっと心を休ませる本/加藤諦三

 1938年生まれというから、私より18才上(71才)になる著者。我々の世代の中には60年代中盤~70年代前半、彼の著書に読み耽った人が多いだろう。 

 昔も今も若者というのは旧世代から疎んぜられ、訳分からん存在とされがちだが、彼は「生きていくのは俺たちだ 」とか、「やり抜くために俺がいる」といった分かり易いタイトルで、若者たちにエールを送ってくれた。

 まあ私の様に斜に構えた高校生は、そのストレートな切り口になんとなく違和感を感じて程なく離れてしまったのだが、それでも何冊かはしっかり読んだ記憶がある。

 今回書店でふと手にとってパラッとめくり、そのままレジに持って行ったのだが、基本的にはで脱力系(笑)、所々に昔を彷彿とさせる「熱気」はあるが、決して不快なものではない。

 人によって評価は様々だろうけど、私には心から共感できる内容がいくつかあっただけで、十分価値がある一冊だ。

 パラパラ拾い読みでも(拾い読みの方が?)楽しめるのも嬉しいかな。

50saikara

|

レールのあった街

 BS朝日で土曜の夜にやっている30分番組だが、「鉄」としては懐かしさと共に悲しみがこみあげ、ちょっと複雑な思いになる。特に道内は旧国鉄からJRへの移行期に多数の廃線を出していてるから余計そうなのかもしれないが。

 昨夜は標津線が取り上げられていたが、コンプリートDVDボックスの紹介を見ると、広尾線、深名線、美幸線などが、紹介されている。

 道内には他にも松前線、瀬棚線、胆振線、岩内線、歌志内線、池北線(ふるさと銀河線)、士幌線、天北線、根北線、名寄本線、幸浜北線・南線、湧網線、渚滑線、羽幌線など多数の廃線跡あるのだが、今や原野に戻りつつある地域もある様だから、ある程度人の手が入り、原型を留めている所以外は「絵にならない」のだろう。

 思えば若い頃は意味もなく鉄道一人旅をした。一例を挙げると、旭川から名寄本線経由で遠軽まで行く急行に乗り、そこから網走に移動。駅構内に寝袋で一泊し、翌日は釧網線で原生花園に行ったり(夏なので花は殆ど無かった)、網走刑務所を見学したりして、帰りは札幌まで夜行急行「大雪」で戻るというもの。

 8月だというのに普通車(というより硬座席という感じ)が異常に寒く、途中からスチーム暖房が入った記憶がある。後で気温を確認したらその日の早朝は2℃だったそうだ。

 あの頃は「周遊券」一枚あれば、急行自由席で道内乗り放題だった。お金が無くてなかなか旅には出られなかったけど、自分を見つめ直すにはちょうど良い貴重な時間だったんだろうな。

|

2009/04/04

EBMとNBM (narrative based medicine)

 あまりにも大きなテーマなので、サラッと書くのが精一杯だが、最近この言葉を耳にして色々調べてみた結果、自分はEBM(evidence based medicine)よりもNBM寄りの医者ではないかと思う様になった。

 NBMは比較的新しい概念と言われるが、実はEBMがスタンダードになる以前の医療は、殆どNBMだったのではないだろうか?

  NBMは主に英国のG.P(general practitioner=一般医)から起こったもので「物語」、「語り」という観点から 医学・医療を見直そうという試みである。

 それは他の専門分野(例えば文化人類学、 心理学、 言語学、 倫理学、 文学など)との交流を特徴としており、そこでは、臨床において患者さん自身の病いの体験を理解する事、 患者さんと良好なコミュニケーションを保つことが重視される。

 勿論医療者だからといって、他者の苦しみをそのまま共有するのは不可能であり、患者さんの語る「物語」を自分なりに消化して受け止め、自らの痛みとして感じるのが精一杯なのだが、そうした交流の中から医療者と患者さんが共有できる新たな物語を作る事で診療の質を向上させ、患者さんの満足度を上げる事が期待できそうだ。

 ここで気になるのは、EBMとの整合性である。経済学で言えばマクロ(EBM)とミクロ(NBM)という感じだが、これらは決して競合する物では無く、EBMは医学・医療のscientificな面からのアプローチ、NBMはartとしてのアプローチと考えれば良い様な気がする。

 まだまだ端っこを撫でただけの自分だけど、EBM一辺倒の風潮に違和感を感じていた理由が少し分かったかも(笑)。

|

2009/04/02

Hello It's Me/Todd Rundgren

先日出勤途中にFMから流れてきた懐かしい曲。一瞬思い出せなかったが、すぐにトッド・ラングレンの「Hello It's Me」だと思い当たった。

 その後忙しさに紛れて忘れていたのだが、さっきYou tubeで検索したらすぐにヒット!まだ女装の怪人という雰囲気だから、70年代初めだろうか・・・。

 ほぼ同時期のアルバム「Runt/ The Ballad of Todd Rundgren」も良かったし、その後バンド編成となった「Utopia」も好きだった。今は入手困難だろうけど、メンバー全員が軍服を着て演奏したライブのレーザーディスク?も印象深い。

 今手元にあるCDはUtopis名義の「Anthology」と「Deface The Music」(良質のビートルズへのトリビュート盤)そして個人名義の「Runt: The Ballad of Todd Rundgren」と「A Cappella」くらいだがら「Hello It's Me」は落ちてる事になる。

 なぜかミュージックライフ(懐かしい!)のグラビアにコテコテの格好をで紹介されていた彼、最初は色物にしか思えなかったが、その音楽は今もなお輝いている!

Todd

|

静かに迎えた新年度

 今春は移動、転居、息子達の卒業・進学といった大きなイベントも無く、静かに新年度を迎えた。

 親として非常に気になるのは、理不尽な就職内定取り消しの話題だが、大手商社の入社式を終え、実家に寄った帰りに交通事故で亡くなった若者のニュースを聞いたりすると、「取りあえず元気で居てくれれば良いか」と思ったりする。

 まあ悲劇は突然やって来る訳で「人間万事塞翁が馬」「禍福はあざなえる縄のごとし」という言葉がある様に、いつの時代にも、未来を予測するのは難しい。

 今日は終日外来、予約は普段より少なめだったが、終了時の疲労感は必ずしも人数と比例しない。笑顔を絶やさず、丁寧に接するのが外来診療の基本だが、終盤に付き合いの長い患者さんが来たりすると、ついつい世間話に華を咲かせたりする。それはそれで幸せなひとときだが、こういう穏やかな時間がいつまで続くかを考えると、少し暗い気持ちになったりもする。

 医療は「社会の安定」という基盤の上に成立している。そしてその基盤は、飢餓や貧困、抗争や組織的暴力に晒されたら、いとも簡単に崩壊してしまうのだ。

 昭和ヒトケタの両親から戦後の混乱期の話を沢山聞かされたせいか、診療報酬を現物で受け取る光景を時々リアルにイメージしてきた私、本当にそういう時代が来るのかもしれない。

|

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »