漠然とした不安
すぐ近くに、示威行為としてミサイルを発射や核実験を行う国や、前大統領が不審な死を遂げる国があるというのに、日本ではかつての総理大臣の孫同士が、下品な野次が飛び交う国会で、党首討論なる虚しい寸劇を演じている。
誰かが書いた脚本を読んでるだけなのかもしれないが、そういえば北朝鮮のミサイル発射時に「事前に何も知らされてない」などと脳天気な発言をした外相も、かつての首相の息子だ(多分事務方は大臣抜きで対応したのだろう)。
もし本当に戦争だったら、あっという間にの国は沈んだ訳だが、世襲の問題は、世襲かどうかという事より「本来そのポジションに就くべき有能な人材が排除されてしまう」という事ではないだろうか。
まあ元々この国は世襲がデフォルトで、「殿様がダメでも家老がしっかりしてればお国は安泰」というシステムで動いてきたから、それを崩すのは大変なんだろうが、それにしても・・・である。
麻生総理は党首討論で「国民の一番の関心事は西松建設・・」とか言ってたけど、そんな事考えてる国民は殆ど居ないと思う(小沢氏がクリーンだと思う程国民はバカじゃない)。国民の生活不安を逆なでするばらまき予算で天下り団体に利益供与し、剥製を並べた動物園に等しい「アニメの殿堂」に予算を注ぎ込む与党には、いい加減ウンザリしてるが、お題目の様に「政権交代」を叫んでる民主党も空気を読めていないと思う。
なぜなら我々は別に「政権交代」を望んでる訳では無く、植物で言えば「根腐れ」に近い今の政権にお引き取り願い、もっとまともな政治をして欲しいだけであり、もし政権交代が実現したとしても、それは「現状へのノー!」に過ぎず、必ずしも「民主党へのイエス!」とは言い難いからだ。
今日のニュースでは、選挙は8月と予想されていたが、その行方はしっかりと見届けたい。
よく「投票に行っても何も変わらない」という人が居るが、「行っても良くなるとは限らないが、行かなければどんどん悪くなる」事に気付いて欲しいものだ。
あちこちで様々な物が破綻しかかっているが、まだ一応治安が保たれているこの国、息子たちの世代に負の遺産を残すのだけは勘弁してほしい。
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