経済・政治・国際

昨日はベルリンの壁崩壊から20年

 あいにくしっかり観る事は出来なかったが、NHKを中心に結構特集番組が多く組まれていた。

 私は冷戦時代に生まれ育ち、壁崩壊の時は33才だったが、幼い頃から、壁を越えようとして叶わず、射殺されたり、処刑されたりした人たちの話を聞かされていたので、壁が倒された時は感無量だった。

 しかし東西の壁が撤去された世界は、経済活動の壁も無くなった事で、新たな二極分化(富める者と貧しい者)を生んだ。唯一の大国となったアメリカは、ビジネスという経済的侵略の他に、強大な軍事力を、アフガンやイラクに行使し、多くの市民に犠牲を強いた。

 冷戦時代が良かったとは到底思えないが、ある意味、2つの勢力の拮抗が「平和の支え」になっていた訳で、冷戦後のカオスに比べれば、まだ秩序があったとも言えるだろう。

 今日は黄海で、北朝鮮と韓国の警備艇の間で銃撃戦があったが、南北の経済を自由化したら、おそらく北朝鮮は崩壊するだろうから、このタイミングでの戦闘には、何か象徴的な意味があるのかもしれない。

 一市民である以上、戦争を望む人間はまず居ない。だが、地球を何度も破壊するだけの核兵器を誇示し合い、スパイ戦を世界中で展開し、謀略や暗殺が日常的に計画されていた世界の方が、今より豊かだったかもしれないと思うと、改めて人間という生き物の愚かさに深い失望を覚える(勿論自分もその愚かな生き物の1人だ)。

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自民党の真の狙いは投票率低下?

 迷走が止まらない自民党、あまりにも長く与党であり続けた為か、国民の存在などとうの昔に忘れてしまった様だ。

 最近、麻生首相初当選(1979年)時のインタビューで、祖父吉田茂と比較された時「名店も三代目で潰れると言いますからね」と返したシーンがリアルに思い浮かぶが、正式な手続きを経た総理総裁でありながら、派閥の力関係なのか、森元首相に抵抗できないのも情け無い。

 そして、鳩山代表の献金問題を「けしからん!」と言ってる人たちは、「あなた達にそんな事言う資格あるのか?」という視線で見られてる事などまるで分からない様だ。

 そしてとうとう東国原宮崎県知事への出馬要請・・・訳分からん。

 こうなってくると、自民党の真の狙いは、国民からとことん愛想を尽かされ、バカバカしくて投票に行かない人が増える事ではないか?と思ったりする。

 まあここまで来たらどうにもならないだろうから、一度患部を切開して、膿を出して貰うのが良さそうだ。

 もっとも民主党だって、不安材料は沢山あるんだけど・・・。

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漠然とした不安

 すぐ近くに、示威行為としてミサイルを発射や核実験を行う国や、前大統領が不審な死を遂げる国があるというのに、日本ではかつての総理大臣の孫同士が、下品な野次が飛び交う国会で、党首討論なる虚しい寸劇を演じている。

 誰かが書いた脚本を読んでるだけなのかもしれないが、そういえば北朝鮮のミサイル発射時に「事前に何も知らされてない」などと脳天気な発言をした外相も、かつての首相の息子だ(多分事務方は大臣抜きで対応したのだろう)。

 もし本当に戦争だったら、あっという間にの国は沈んだ訳だが、世襲の問題は、世襲かどうかという事より「本来そのポジションに就くべき有能な人材が排除されてしまう」という事ではないだろうか。

 まあ元々この国は世襲がデフォルトで、「殿様がダメでも家老がしっかりしてればお国は安泰」というシステムで動いてきたから、それを崩すのは大変なんだろうが、それにしても・・・である。

 麻生総理は党首討論で「国民の一番の関心事は西松建設・・」とか言ってたけど、そんな事考えてる国民は殆ど居ないと思う(小沢氏がクリーンだと思う程国民はバカじゃない)。国民の生活不安を逆なでするばらまき予算で天下り団体に利益供与し、剥製を並べた動物園に等しい「アニメの殿堂」に予算を注ぎ込む与党には、いい加減ウンザリしてるが、お題目の様に「政権交代」を叫んでる民主党も空気を読めていないと思う。

 なぜなら我々は別に「政権交代」を望んでる訳では無く、植物で言えば「根腐れ」に近い今の政権にお引き取り願い、もっとまともな政治をして欲しいだけであり、もし政権交代が実現したとしても、それは「現状へのノー!」に過ぎず、必ずしも「民主党へのイエス!」とは言い難いからだ。

 今日のニュースでは、選挙は8月と予想されていたが、その行方はしっかりと見届けたい。

 よく「投票に行っても何も変わらない」という人が居るが、「行っても良くなるとは限らないが、行かなければどんどん悪くなる」事に気付いて欲しいものだ。

 あちこちで様々な物が破綻しかかっているが、まだ一応治安が保たれているこの国、息子たちの世代に負の遺産を残すのだけは勘弁してほしい。

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今時の政治家とidentity

 昨日中川財務相の事を書いたばかりだが、もう辞任というニュースが流れた。

 世界的金融危機+支持率が落ちて末期的な政権という逆風だから、本人は多分ホッとしてるのだろうが、こうなると今時の政治家の資質には重大な問題があるとしか思えない。

 二世ばかりで庶民感覚が欠如、親の地盤で選挙を戦うから政策に通ずる必要もない。閣僚になっても、国を代表する人間という自覚が全く見られず答弁は官僚が書いた原稿を読むだけ(しかも間違える)。

 おそらく「派閥の力関係で自分に椅子が回ってきた」くらいにしか思ってないのかもしれないが、これではさすがにお話にならないだろう。

 何となく「国家のメルトダウン」というフレーズが浮かぶのは私だけだろうか?

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G7で挙動不審の財務相?

 この仕事をしていて、つくづく怖いと思うのは酒である。勿論適度な飲酒が健康に良いといったpositiveなデータもあるが、その「適度」が「過度」になり、agingが重なると、かなり悲惨な転帰を取るケースが少なくない。

 今回G7閉幕後の記者会見で、中川昭一財務相が挙動不審であったとの報道があり、私もその様子を画面で観たのだが、やはりアルコール摂取による何らかの障害が疑わしいと思われた。

 ネット上では同じ姓である中川秀直氏と区別するために「中川(酒)」などと揶揄される同氏、実際どの程度飲むのか不明だが、少なくとも消化器系、循環器系、中枢神経系に関して、厳重なメディカルチェックを受けた方が良いと思う。

 私の世代だと、父中川一郎氏の謎の死(当初病死とされたがその後自殺と訂正、さらに謀略による他殺説も根強い)や鈴木宗男との後継争いはまだ鮮明に憶えているし、本籍こそ北海道だが、麻布中・高~東大法学部、興銀~衆議院議員という経歴も非常にスマートに感じられる。

 もう20年前くらいになるが、羽田で乗った飛行機が出発時刻を過ぎてもなかなかドアを閉めないので不審に思っていたら、空席になっていた最前列に、秘書を伴った彼が颯爽と現れた事など思いだした。

 当時の私はしがない研修医だったので「格好良いなあ」とその姿を見上げたものだが、初当選以後彼が辿ってきた四半世紀は、もしかすると私なんかには想像も出来ないほど辛いものだったのかもしれない。

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こんな事書いちゃダメなんだけど

 テレビ画面でオバマ新大統領の就任祝賀パレードを観た時、真っ先に浮かんだのはJFKの暗殺シーンだった。

 確か1963年11月23日(現地時間は22日)、白黒の真空管テレビで観た衝撃的映像は、当時小学校2年生だった私にも強烈な印象として残された(当時の映像は暗殺の瞬間ではなく、その後の混乱が殆どだった様だ)。

 生まれて初めて号外というものを手にしたのもこの時だったし、その後犯人として捕らえられたオズワルドがマフィアの関係者によって射殺されたのも不可解だったが、高校生の頃、自分なりに色々調べていくうちに、アメリカという一見明るい国の闇の部分(例えば軍産複合体と政権の癒着など)が透けて見え、背筋が寒くなったものだ。

 オバマ氏の演説は(字幕で見る限り)大変素晴らしかったが、現代のアメリカにも軍産複合体は存在するし、CIA、FBIといったよく分からない組織もある。そうした闇の部分は政権内部にもしっかり食い込んでる訳で、オバマ氏が虎の尾を踏んでしまえば、その身に危険が及ぶ事だろう。

 どこかの首相とは段違いの知性を感じさせるオバマ大統領、後世にどう伝えられる存在になるのかを、期待と不安と共にしっかり見ていきたい。

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直すより買った方が早い

 って言われ始めてから随分経つ。クルマなんかも小さな部品の交換はしてもらえず、アッセンブリー(ユニットみたいな感じ?)交換のみになって、「無駄だなあ」と思った事など思い出す。

 しかしいつのまにか自分もそういう波に呑み込まれ、家の中には無駄なPCが転がってるし、直せば使える物もつい新品を買ってしまう様になった。

 今夕の民放ローカルで、服や靴、電化製品の修理業で売り上げが急増しているという話が伝えられていたが、特に電化製品修理は凄いらしい。

 持ち込み修理、出張修理とも出来る状態でなく、取りあえず商品を回収して片っ端から修理していく。出来上がりまでかなり時間を要するにも関わらず、ひっきりなしに電話が入るのが印象的だった。

 昔はテレビの映りが悪くなった時など、近所の電器屋さんからマニアックな感じのおじさんが来て、「うーん」とか言って裏でゴソゴソやってるうちにパッときれいな画像が出たりしたものだが、またそういう時代に戻るっていうのも悪くないかもしれない。

 メディアからは「企業の国際競争力を高めるために、内部留保は崩さず、雇用や社員の待遇を犠牲にする」っていう話がよく聞こえてくるけど、海外の経済アナリストにも「日本は内需拡大でやってける」って言う人も居るそうだから、もうそういうチキンレースから降りるっていうのも良いんじゃないかな。

 そもそも江戸時代に長い間鎖国してたくらいだし(笑)。

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「私は悪くない」という魅力的な考え方

 仕事で何か注意されると「私は悪くありません!」と逆ギレする人がいる。これは何も最近始まった訳ではなく、若い頃からしばしば遭遇する事である。

 特に小学校から高校くらいまで優等生で通した人に多い印象があるが、時には「一度でも間違ったら自分はお終いだ」というオーラを出してる人も居て、注意した方が引いてしまう事もあった。

 しかし人間である以上、生涯無謬で過ごす事など不可能である。私の様に間違いだらけの人間は、できれば幼い頃から誤りを認識し、それを修正する習慣を身に付ける方が良いと思うのだが、滅多に間違えない人には、それを認めるのが苦痛なのかもしれない。

 ふと思ったのだが、先日来何かと話題になっている前航空幕僚長の発言も、歴史観というレベルではなく「自分の国が間違いを犯したなど断じて認められない」という心情的な物ではないのだろうか?。

 「私は悪くない、私が属している組織も悪くない、私の祖国も悪くない・・」その延長に「先の戦争も悪いのは我々ではない、悪いのは周辺国や米英であり、我々は被害者だ」という魅力的な考えが浮かぶのはむしろ当然かもしれない。

  参考人としてよばれた国会で、あの様に堂々としていられるのは、おそらく「自分にとって不都合な事からは目を背け耳を塞ぐ」スタンスを守って生きてきたからであり、その根底には「自分は常に正しい」という精神的支柱がある様な気がする。

 まあ生涯それを通したのだから、ある意味凄いんだろうが、そういう人を軍事部門の要職に置くのはやはり怖い気なあ。

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世襲政治家ってどうよ?

 昔の人の言葉に「大人物になる為には(生別・死別を問わず)成人前に父親を失っている事が必須」というのがあった様な気がする。

 まあずっと昔に読んだ本か何かに書いてあった朧気な記憶だが、19才で父を亡くした自分には随分励みになったものだ。

 実際三人家族(私は一人っ子)で、大黒柱の父親を失うと、それまで自分がいかに父親という存在にに護られていたかを痛切に感ずる訳で、それまで友好的だった人に騙されそうになったり、社会的信用という点で非常に弱い立場に置かれたりした。

 幸い母は手に職があったので、その後我が家はそれなりに安定した生活を送れたのだが、その母も私が23才の時に死去、殆ど丸裸の状態で世間に放り出された私は、その後世間の厳しさと暖かさを身をもって知る事となる。

 勿論私は大人物ではないが、二世、三世ばかりの政治家が増え、首相以下閣僚の多くが世襲政治家という内閣に国を委ねるのはいかがなものかと思う。

 まず逆風を知らない、自分が見えない力によって護られている自覚が無い、東京と選挙区以外全く知らない(世襲の場合選挙区でさえ知らないかも)、、平均的国民の生活をイメージ出来ない・・・数え上げればキリが無いが、そういう人たちが、本当に国民の立場に立った政策を打ち出せるとはとても思えないからだ。

 若き日の麻生氏は、あるインタビューに「吉田茂の孫という事で期待されてますが」という問いに「いやー名店も三代目でダメになるっていうからねぇ」と照れくさそうに答えていたが、もし今同じ問いを投げかけられたら果たしてどう答えるのかな。

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今さら?の発言

 米大統領選の争点の一つにサブプライムローン問題がある。アメリカだけでなく、全世界にその厄難をばらまいたこの悪質な投資システムは元々貸し出し基準に満たない所得層向けに最初だけ低利に設定するなど敷居を下げた住宅ローンを組ませ、それらを束ねて証券化、最終的に投資家に売って利益を得るというものらしい。

 しかしこうしたローンは焦げ付き率が高く、支払えなくなった場合には購入した家を売却して弁済する事になるから、家を建てた当人は路頭に迷い、投資会社は住宅を売却した金を投資家と分け合うという何とも悲惨な結末となる。

 不動産バブルで地価や住宅の値段が右肩上がりの時は、これでいくらでも稼げた訳だが、これも「焼き畑農業的経済」の一つであり、いずれ焦げ付いたローンを物件の転売で補填できない状況になるのは当然だ。

 今回(9/7)、アメリカ政府(財務長官?)は経営危機に陥っていた政府系住宅金融会社の連邦住宅抵当金庫と連邦住宅貸付抵当公社を事実上政府管理下に置き、再建すると発表した。当面、その総額は20億ドルにも及ぶというから尋常でないが、政府系企業なのに、損害が出た時の為の資金を殆ど留保しないまま事業を継続していた事に唖然としたのは私だけではあるまい。

 注目すべきはオバマ、マケイン両大統領候補がいずれも「この問題で保護されるべきは納税者であって、大企業の株主や投資家ではない」というニュアンスの発言をしているという報道だ。勿論両者にはある程度温度差があるが、そもそも最初から弱者を食い物にするネズミ講まがいのシステムがなぜこんなに拡がったのか、誰がそれを許したのか、という点を明らかすべきだろう。

 今さらこんな発言が出た所で、大統領が決まってしまえば、また同じ様な事が起きる可能性が高い。国内ではコップの中の嵐でしかない自民党の総裁選を大々的に報道しているが、日本だってサブプライムローンで相当痛い目にあってるんだから、派閥だの組閣後のポスト狙いといった小さな利害でしか動けない連中じゃあ、国民の財産は今後もアメリカのハイエナたちに毟られ放題なんだろう。

 解散総選挙になった時「私は納税者を守ります」と言う候補がいたら是非投票したいものだが、きっと無理だろうな(笑)。

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今日からサミット開催で

 丘珠空港の手荷物検査も相当厳重、まず通常の手順で検査した後、体中を金属探知機でグリグリやられ、何と股間で反応!覚えがないので動揺したが、これはファスナーだったのでセーフ、さらに財布や小銭まで全てトレイに出し、バッグも開けられて中身を調べられたのは恥ずかしかった(こういう時に限って適当に突っ込んであったりする)。

 離陸も公安関係者?と思われる人のゴーサインが出るまでエンジンすらかけられず、結局15分遅れ、空路も景色から察するに普段よりかなり東側(洞爺湖から離れた方)を南下した様な気がする。

 函館空港へのアプローチも大沼公園付近からまっすぐ西に向かって深い山間に入り、その後津軽海峡側に出て、フェリーターミナル~函館港~左旋回で五稜郭~湯川~着陸となった。

 結局トータルで20分近く遅れたが、空港は予想外の濃霧、後でニュースを見たら大間沖で青森の放送局がチャーターしたヘリが墜落したらしいから、単純にサミットのせいだけじゃ無いのかもしれないが・・。

 昨日は札幌のデモで逮捕者が出た様だが、世界中に波及しつつある「格差社会」とそれを支える市場原理主義+金融至上主義の流れを早く止めないと「環境問題」どころじゃないだろう。それとも「人間が減ればCO2削減になるから一石二鳥」とでもいうのだろうか?

 あまり期待は持てないが、その経過だけは追って行く必要がありそうだ。

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今日のロンドンは明日の東京か?

 昨夜のNHKで、経済的繁栄と社会構造激変の狭間にあるロンドンの現状がリポートされていた。私もついつい見入ってしまうプレミアリーグも殆どのチームが外国人オーナー、マンチェスター・シティのタクシン前タイ首相は有名だが、チェルシーのオーナーも個人資産数兆円と言われるロシアの実業家だという。今やプレミアリーグはビジネスとしては成功しているものの、古くからの英国人ファンは入場料が高くてスタジアムに行けずパブで飲みながらの観戦。しかも海外からの移民がどんどん仕事を取ってしまう上に、行政が福祉の予算を削った為、失業手当さえ出ないという。

 ロンドン市長(取材当時)は「世界に広く開かれた都市になった事でロンドンは繁栄した。外国人無しでこの繁栄は無い!」とブチ上げ、海外からの人や金の流入を積極的に行い、税制優遇措置まで取ってきたが、その後の選挙では、移民制限を訴えた保守系候補に敗れたそうだ。

 今日本でも財界のお偉いさんあたりが「開かれた国にならなければ日本は世界から取り残される、それでは繁栄しない」としたり顔で語っているが、彼らのいう「繁栄」とは、自分たちのビジネスの成功だけを指しているのであり、多分国民なんかどうなったったって知った事じゃ無いのだろう。

 もう富があまりにも偏在しているから、GNPやGDPは国民生活の現状を全く反映しない。ヒマラヤの小国ブータンの国王が「GNPではなくGNH(Gloss National Happiness)が大切」と語って世界中から絶賛された様だが、これからはそういう視点に立ち、様々な物をシェアしていく方法をしっかり考えて行かないと、本当に悲惨な未来しかやって来ない様な気がする。

 でもまあ医療や福祉を賄う為には消費税引き上げが当然!しかし必要度は低くても道路やダムだけは何が何でも全部作るなんて、最早正気の沙汰じゃないわな(笑)。

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「働いたら負け」は正しいかもしれない

 「何でも細かく切り刻んで混ぜてしまえば分からない」というのは食肉偽装で有名になったミートホープのやり方だが、今朝のテレビで取り上げられていた派遣労働者の住民税不払い問題も、やり方としてはミートホープと一同じレベルの様に思える。

 取材を受けていたのは九州の某町、大手企業の工場があり派遣労働者が入れ替わり立ち替わり入ってくるが、人材派遣会社は法律で定められた、給与からの住民税天引き義務を履行せず、住民税納税を個人任せにしているらしい。

 地方自治体関連業務の総元締めである総務省(旧自治省?)も「まず自治体で取り組むべき問題」と冷たく突き放しているが、少ない職員がワンルームを戸別訪問しながら住民税徴収を試みているる映像を見る限り、これじゃまず無理だろうという印象だ。

 住民税は前年度の所得に応じて算定、徴収されるものだが、人材派遣会社側は「短期間で移動するので前年度の所得算出するのは不可能」としてで天引きを拒否している。

 しかしそもそも雇用者側の事情で労働力を切り貼りする様な雇用形態自体極めて非人道的であり、こういう部分についてもあらかじめ予測した上で短期派遣を繰り返している可能性も否定できないから、やはり国の主導で短期派遣労働に対する一定の制限が必要だろうし、住民税に関してもきちんと収めている住民が馬鹿を見る様では困る。

 時々「働いたら負けだと思う」という若い人の言動が面白おかしく取り上げられるが、これって結構真実を突いているのかもしれない。

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タンカー襲撃はやらせ?

 最近「マネー」という言葉が耳障りで仕方ないが、既にあちこちで指摘されている様に「富の極端な偏在」は本来天下の回り物である筈の「お金」の流れを著しく歪め、マネーそれ自体がまるで生き物の様に、市場という名の巨大カジノを駆け巡っている。

 そんな状況でドル崩壊の兆しが徐々に見えてくれば、貴金属や穀物、原油などへの投機的資金流入が進み、実際需給のバランスと無関係に相場が動くのはむしろ当然だろう。

 石油に関して言えば、今の所OPECは「備蓄も十分あり増産はしない」としている。もし今増産という話になったら原油価格は下落して経済は混乱するだろうが、逆に「今後需給に問題ない」という状況が確定してしまうと、いずれ相場は落ち着き、緩徐ながら価格が落ちる可能性が高い。

 そういう流れで考えると、今回日本のタンカー(しかも空荷)が海上で襲撃された事件は、原油の安定供給が危ないというイメージを喚起する事で、市場価格を吊り上げようという「やらせ」の様に思えてしまう。

 勿論こんなのは単なるド素人の妄想で、実際はもっと深い裏事情があるのだろうけど、もはや誰にもコントロール出来なくなった「自律的マネー」という怪物によって、我々の住む社会がいずれズタズタにされるという悪しき予想は、案外当たってしまう様な気がする。
 
 とにかく早くグローバリゼーションの呪いを解き、成長し続ける経済などという妄想から醒めなければ・・・。

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怖い国だなぁ

 次期米大統領選挙に大きな影響を与えると言われる民主党予備選挙、前回のアイオワではオバマ氏が勝利したが、今回のニュー・ハンプシャー州では、ヒラリー・クリントン候補が事前の予想を覆し、逆転勝利を収めた。

 メディアではクリントン勝利の原因について「前日の朝食会で見せたクリントン候補の弱々しい姿が同情票になった」「好天によりクリントン候補支持率の高い高齢者層の投票がのびた」などと解説していたが、実際は今日の朝刊に出ていた小さな記事「オバマ氏の警備大統領並みに厳重」というあたりが核心ではなかろうか。

 穿った見方かもしれないが、要は「出る杭は打たれる」訳で、オバマ氏の暗殺リスクという風評が、有権者の意志決定に微妙に作用した様な気がするのだ。

 それにしても共和党の有力候補は進化論否定のキリスト教原理主義者、多分世界一の大国は21世紀になっても、建国以来の様々な問題を引き摺ったまま迷走を続けて行くのだろうか。

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現在午前1時半

 参議院議員選挙は一応終了した。結果は誰もが予想した通り自民党の大敗だったが、国民の殆どは決して民主党に大きな期待をした訳ではなく、取りあえず「現状にNo!」という意志を伝えたかっただけだと思う。

 そんな中で、気になったのが西日本某県の自民大物候補、いかにも偉そうにふんぞり返り、メディアに対する態度も横柄この上無い。誰が見ても「何だこりゃ?」という感じだが、本人は全く空気が読めてない。

 ちょっと検索してみたら、この人の2年前の発言がネットに出ていたが、いやーその内容たるや酷いもの。「負担が嫌ならサービスは我慢しろ!」「年金は保険料を上げて給付額を下げる、それが改革だ」「国民がやれって言うからやってるだけ」「政治が悪い、政党が悪いって偉そうなこと言うけど、自分らがその政治を選んでるんだ」と聞き手を無視してまくし立てる。あげくに「国民に説明しないとダメでは」と問われて「説明しなくても分かるようにならなくちゃダメだ」などと言いたい放題。一体何様のつもりなんだろう。

 今回の取材では神妙に「どうか助けてください」などと頭を下げていた様だが、おそらく自民党の支持者の中にも「この人じゃダメだ」と見切りをつけた人が多かったのか、見事に落選していた(笑)。

 まあ国民の多くが「No!」という判断をしたのに、改革を全うするのが自分の責任の取り方などと言ってる首相もまるで空気を読めてないし、遊説で疲れて静養しているとかいう民主党の代表もどうなってるんだかよく分からない。

 とにかく当選するまではペコペコするくせに当選したら国会で居眠りしたり、国民をバカにする発言を繰り返す輩にはみんなウンザリしている訳で、そういう連中が「誰かが書いた原稿をただ読んでる」としか思えない総理大臣の下、あらかじめ裏で決めた事を形式的な採決して通すだけの政治をやってる現状は、やはり到底容認できないというのが、私を含めた多くの人の実感じゃないだろうか。

 もう何々党とか関係なく、この国を真っ当にするために汗を流してくれる人材がもっと増えていかないと、本当に取り返しがつかなくなるのだが、もしかするともう遅すぎるのかもしれないなぁ。

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成長を実感に?

 マスメディアから流れる安倍総理の声を聞くと暗くなってしまう。

※年金の全額支払いに責任を持って取り組んでいます」
 参院選に向けて取り組んでる格好だけしてるけど、選挙が終われば知らん顔じゃないのかな?

※天下り、談合の根絶
 一国の政権をお友達人事で固めてしまう事でも分かる様に、総理自らがその渦中にあるのでは?と疑ってしまう。

※子供のためになる学校づくり
 現場への管理を強めても問題は解決しない。(私自身も含めて)子供たちの手本となるべき大人がいない悲惨な現実をまず直視しなければ。 

※医師不足の解消
 医師不足は今後も雪崩の様に拡がっていくというのが現場の実感、このまま行くとモチベーションの低下が蔓延しリスクを冒す実力を持った医師は消滅、統計学的な意味でのみ医師数が充足する事になろう。

※地域の活性化
 何事も市場原理に任せる小泉式「骨太の改革」で、皮膚も筋肉も結合組織もすべて除去され、太ーい骨だけが残った様だ(骨だけじゃ何も出来ない)。

温暖化ストップ
 真っ当な雇用形態回避→消費が低迷→自動車販売落ち込み→CO2排出減少?

※みんなで作る新しい国の形
 せっかく訪米したのに、慰安婦問題で米国議会から叩かれちゃう人が言っても説得力が感じられない。

 かといって民主党もなぁ・・・。難しい所だ。

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あっという間に師走

 ついこの間誕生日が来た(私はバレンタインデー生まれ)と思ったのにもう12月である。年を経るごとに一年の重みが無くなり、時間が飛ぶように過ぎていくのは自然の摂理なのだが、それにしても少々速すぎる。

 今日は午前中某医療系専門学校で集中講義、若い人を相手に2時間半も喋るのはかなりしんどいが、こんなしょぼくれたおぢさんの話を熱心に聴いてくれる彼らの未来が明るいものであって欲しいと思う。

 最近しみじみ思うのだが、元々農業が盛んだった我が国では「物や人を育てる」という良き伝統があったのに、アメリカ発の忌まわしいグローバリゼーションの影響で、それらはもう回復不能なくらい崩壊している様のではないだろうか。

 確かに「じっくり時間をかけて育てるなんて面倒。必要な物は金を払って買ってくればよい」という賤しい思想は強者(権力者とそれに連なる人々)には都合が良い訳だが、それが社会全体に蔓延すれば、人が金を動かすのではなく人が金の奴隷になってしまう。そしてその先にあるのは格差社会どころではない、支配者と被支配者という二極分化社会だが、そこまで考えてしまう私は少々悲観的なのかもしれない。

 個人的には、戦後の財閥解体以降禁じられていた持ち株会社が復活した事、それと並行してタコ部屋に等しい人材派遣業が持てはやされる様になった事の2つが重要なターニングポイントだったと思うが、既に支配者側御用達のマスメディアがそのあたりを本気で突く事はまずないだろう。

 若い人が頑張ってスキルアップして行っても派遣で仕事をしている限り十分な報酬は得られない。それが長く続けば個人に留まらず若年層全体でモチベーションが低下し、最終的には社会全体の停滞につながる。その一方政財界の「支配階級二世」は労せずして美味しいポストにありつき、贅沢な生活を享受する事ができるが、そもそも彼らに創造的な仕事など期待できないから、やはり社会は衰退していく事になる。

 まあ歴史的にみても日本という国家が既に衰退過程にあるのは明らかだし、これから先も明るい展望は無さそうなのだが、やはり自分の息子たちの世代が少しでも豊かで幸福であって欲しいと思うのは、父親としてごく自然な気持ちだろう。

 思えば自分は結構幸せな時代に生まれたのかもしれない。昨日テレビでやっていた「三丁目の夕日」みたいな日常がこんなにも愛おしく思えるなんて、「未来は常に明るい」と信じていたあの頃には考えもしなかったのだから。

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YM氏の事

 人間あんまり高い所まで行くもんじゃない。行きすぎると誰かに足元を掬われて転落するのがオチだ。殆ど喧嘩を売るような決別宣言を残してシンガポールに移住した筈のYM氏、一昨日なぜか中部国際空港でマスコミに追いかけ回されていた。変装してお忍びで来た筈なのに殆どのマスコミがそれを知っていたのだから、やはり彼は既に監視下にある身だったんだろう(その後直属の部下が東京地検の取り調べを受けている事が判明)。

 彼はきっと畳の上では死ねないな。頭脳明晰で東大法学部~官僚の道を選んだのなら、そのまま官の世界で生きてた方が多分幸せだっただろうに。官僚時代に無能な経営者と沢山接して「ビジネスチャンスがある!」とひらめいたそうだけど、日本は昔から無能なトップを優秀な取り巻きが支えるという「バカ殿文化」が蔓延してるんだから、そこを突くのは多分とっても危険だったんだと思う。

 アメリカはどうか知らないけど、少なくとも日本では企業は株主のものじゃなくて、その企業に関して既得権を持っている人々のものじゃないかな。だから例え無能であってもおいしい所を持ってく経営陣がいるし、そこにぶら下がって助かってる人もいる。中には従業員が非常に厚遇されてる所だってある筈だから、決して総論だけでは語れない。

 まあ突き詰めてしまえば「既得権の集大成として存続し続けてきたシステム」を一気に変えようとすれば必ず様々な軋轢が生じる。誰でも今まで得られたものを急激に切り捨てられたら憤激して抵抗するのが当然で、村上氏がその辺をどう読んでいたのか知りたいものだ。

 あくまで個人的な意見だが、どんなにお金を持っていたとしても「彼の様になりたい」という人はあんまりいないだろう。いつもせかせか歩いて落ち着きがなく、暖かみが感じられない。真っ当な事も沢山言ってるし良い面もあるんだろうけど、何だか寒々とした印象しか残らないのだ。

 頭が良過ぎるっていうのも善し悪し・・かな?

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価値を生み出す起業

 今日スタンフォード大学がグーグル株を売却して400億円を得たという記事を見かけた。サラッと400億円とか言われてもさっぱりイメージが湧かない訳だが、別な所で「楽天によるTBS買収騒ぎの間に村上ファンドがTBS株を売って150億円儲けていたらしい」という記事を見かけてちょっと考え込んでしまった。

 グーグルは今や世界のスタンダードになったネット検索会社だが、創業者は同大大学院卒業生、以前大学が特許を持つ検索技術の利用と引き換えに180万株を提供したそうだ。グーグルは昨年夏から上場しており、今回その売却が発表された訳だが、もし現在も株式を保有し続けていれば900億円になったというから凄い。

 さて同じ様に数百億円という巨額の金が動いている訳だがその内容は随分違う。顧客から資金を預かり利益を出すために敵対的買収に加担したり、したふりをしながら裏で売り抜けるマネーゲームでは陰に必ず敗者がいる。しかし、世界的な起業家が出身校に対してフィーを払う意味で株式を提供し、大学はそれをあまり引っ張らずに売却する場合には、おそらく敗者は生まれない。

 プロから見れば「全米でも屈指のビジネススクールを持つのにスタンフォード大は甘い」という事になるのかもしれないが、株式の運用で常に利益を出す事を義務づけられた村上ファンドに明るい未来があるとは到底思えない。既にあるものを動かして大きな利益を得るよりも、一から創り上げたもので適切な利益を得る、そんな起業家が沢山出て欲しいと思う私はやはり甘いのかな?

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破壊と創造?

 選挙が終わり小泉自民党が歴史的大勝利を収めた。事前に言われていた通り、首都圏を中心に無党派層がドッと自民党に投票した結果らしいが、ただお祭り気分で票を入れるのではなく、今後何がどう変わっていくのかをきちんと見ていかないとそのツケが自分に返ってくる事を忘れてはならない。

 政治には詳しくないので、あくまで個人としての印象だが、やはり民主党の岡田代表のカリスマ性が著しく低かった事、老獪な自民党と対峙して二大政党制を担うには民主党が組織として成熟していなかった事あたりが大きいだろうか。

 小泉流の「刺客」は、「断固たる姿勢」のパフォーマンスとして実に効果的だった。刺客に打ち勝って当選した候補の一部は「民営化賛成」の踏み絵を踏ませて復党させれば良いだけだし、刺客候補者には比例で救済という道を用意すれば良い。そもそも無党派票が反小泉勢力に大量に流れるという奇蹟でも起きない限り、小泉自民党の負けなどあり得ない話だったのだ。

 ともあれ既存の政治体制の破壊は完了した。問題はこの後に来る創造だが、多くの人が述べている通り、郵政民営化によってどんな混乱が生ずるかはまだ皆目見当が付かない。憲法改正論議は周辺国との軋轢を強めるだろうし、消費税引き上げも当然の様にやってくる。そしてすべてが「改革」というキーワードで美化され、国民は「現政権を選んだのはあなたたちでしょう」と言われながら、それに従うしかないのである。

 これからの4年間を思うとちょっと暗くなってしまうな。

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パイプラインとHIV

 地元の新聞のウェブ版を眺めていたら、少々気になるニュースが並んでいた。一つはサハリン島大陸棚の石油、天然ガスを利用するためのパイプライン工事が進んでいるという話題。これは最終的には北海道まで到達し東日本のエネルギー安定供給を目指すという話になっているが、今後スムースに行くかどうかは分からない。もう一つはロシア沿海州でのエイズ患者増加の話題、昨年の死者は300名以上という事だが、エイズの場合潜在患者数の把握は困難だから、実際の感染者数は桁違いに多いだろう。

 今後何かとロシアとの関係が重要になってくる北海道だが、文化や習慣の違いによるトラブル、一部の犯罪組織の存在など、現在でも友好の障害となる要素は多い。また対ロシア関係で利権を貪った道内選出元議員もいる様に、国内にも色々な問題があり、それらが今後さらに新たな利権をめぐって活発になるかもしれない。

 変な話だが、今後パイプラインを通じて両国が結ばれると、今まで以上に人的・物的交流が行われ、HIVが蔓延するのではないだろうか。何せ中米の風土病であった梅毒が、コロンブスのアメリカ大陸発見後僅か20年で日本に入って来たくらいだから、STDというのは恐ろしい勢いで拡がるのである(理屈はネズミ算だから当然か)。

 まあ我が国のHIV事情も公式見解と現実は乖離している様だから、別にロシアとの関係が強くなったからといって急に何かが変わる訳でもないのかもしれないが、やはり少々不安を感じてしまう。

 いずれにせよ、政治、経済、文化、外交など現代世界を駆動する様々なベクトルをしっかり捉えそれを制御していかなければ、今後国家としての独立性を維持するのは難しい時代なのだ。

 大丈夫か、日本?

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合併ってうやむやにするのが目的なの?

 随分急な展開でUFJと東京三菱の合併が発表されたけど、きっと何か理由があるんだろうなぁ。最近は有名政治家が○億円貰っていたとか普通に報道されちゃうから、ついつい裏を勘ぐりたくなってしまう。

 そういえばダイエーとかミサワとか危ない所はUFJが抱えていた筈だから、その辺の影響も大きそうだ。今朝の朝刊にイオンがダイエーの大規模店舗を買い取る様な話が載っていたけど、このあたりでもダイエーの向かいにポスフール(旧マイカル)が店舗を構える様な話があり、その土地を競合していたのがイオンだったから、いきなりダイエーが飛んでイオンvsポスフールという事になるのかな?

 まあ世界一の総資産(190兆円)とかいっても、その資産の内容は玉石混淆なんだろうし、合併時に付き物の「弱い者イジメの嵐」が吹くだろうから、今頃戦々恐々としているおぢさんもいると思うと他人事ではない。

 最初の大学を出る時「就職しないで別な道を行く」と言ったら狂人扱いされた私、今は散々苦労しても転身して良かったと思えるけど、これから先はまだまだ長い。足元をしっかり踏みしめて行かなくちゃね。

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